嘘のようなほんとにあった事

公園で遊べないで固まった園児

1歳で入園してきた子が、保育園の散歩で皆と一緒に公園へ遊びに行った。公園に着くと子どもたちは喜んで滑り台に走って行った。だが、一人だけ公園について降ろされた場所から一歩も動こうとせず、固まっていた。

遊びに誘うが歩こうとしない。「何かが違う」「なんで動かない?」と不思議に思った。
結局遊べずその日は帰ってきた。

公園デビューをしていなかった

お迎えの時にお母さんに公園での様子を伝えて事情を聞いてみた。
すると「公園に一度も連れて行ったことがありません」と一言。
1歳にして公園に行ってなかったことに驚いてしまった。

滑り台が滑れない子は当たり前のようにいる。経験がないと滑り台を空中で歩こうとする。何度ドキッとさせられたものか・・・
砂遊びも遊んだ経験がないと、手に砂が付くのを嫌がり触ろうとしない。砂を口に入れてしまう。
子供の遊び方で経験があるかないか、すぐにわかる。

子供にも保護者にも大切な公園デビュー

歩き始めたら是非公園へ連れて行って欲しい。公園に行けば子供は一緒に遊べるお友達ができる。お母さん同士も繋がりが出来る。そして情報交換の場になる。
また、同じくらいの年齢同士の子が一緒に遊ぶことで、発達をくらべることができる。

公園を含めて親子で外に出て他の親子と接する機会がない人は、育て方の情報交換が不足しがちである。子供の年齢に応じた発達も知らない親が増えている。この月齢にしか経験できない事が公園には沢山ある。連れて行くのが面倒くさいかもしれないが、子どもに沢山経験させてあげて欲しい。

 

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